2006年10月27日
トーノZEROゲームプレイ日記ACE COMBAT X Skies of Deception total 3074 count

90度ロールが正確に決まらない! 機体を思い通りにコントロールできない意外な理由と対策とは!?

Written By: トーノZERO連絡先

 今日は、電車で移動する際にPSPとW-ZERO3を持って行きました。

 PSPにはもちろんACE COMBAT XのUMDをセットしてあります。

 W-ZERO3はプレイ内容のメモ用です。

 しかし……。

 イヤホンを忘れたので、事実上音を聞くことができないことが判明。

 新規のミッションを音抜きでやるのは厳しいので、FREE MISSIONで既に飛んだミッションを3つほど飛んでみました。

 電車の中でACEの空を飛ぶのはまさにドキドキの初体験です。トキメキを感じる……と言いたいですが、音抜きで飛んでいるとさほど楽しくはありません。

 しかし、どうも上手く行きません。

 思い通りに飛ばないのです。

 その理由を考えながら飛んでいると、はたと気付きました。

 アナログパッドが正確にコントロールできていない……。

そもそもACE COMBATを飛ぶとはどういうことか §

 ACE COMBATシリーズの操作性の特徴は、主な上下左右のコントロールデバイス(アナログスティックや、初期には十字ボタン)が上下と左右で非対称の機能を持っていることです。上下は機体の向きを上下に変えるにも、関わらず、左右は機体をロールさせ、左右には向けないのです。(ノービス操作の場合は機能は対称になるので、それは別の話として)

 このような操作体系は、実際に航空機に近いものであり、ムードを盛り上げるのに役立ちます。

 さて、この場合最も重要な操作は90度ロールです。ほとんどの場合、左右の旋回は機体を90度ロールさせ、スティックを引くことで実現されます。それは非常に高い頻度で要求される操作です。

 つまり、いかに素早く正確に90度ロールができるか……が、ACE COMBATを上手に飛ぶためのスタートラインになるわけです。

 実際、私自身が誇れると考えるのは、90度ロールを素早く正確にできる腕前です。これがあるから、超低空をA/B全開で飛行しながら急旋回ができるのです。これは、僅かでも下にずれると地面に激突する飛行です。

だが、ACE COMBAT Xではそれができない…… §

 しかし、PSP+ACE COMBAT Xではなかなか正確に90度ロールが決まらないのです。ふと気付くと機首が上を向いていることがよくありました。

 そこで、じっと左手の親指を見て気付きました。

 PS2コントローラの左スティックと比べて、PSPのアナログパッドは手に近すぎます。必然的に、親指を不自然に曲げながら操作することになります。

 これは、慣れる、慣れないといった問題以前に、明らかに不利だと感じます。

 ともかく向きが少しでも狂うと、意図せざる機首の上下動、あるいは機体のロールが発生してしまいます。

 それでも、アナログパッドで乗りこなすか、もっと優れた設定を模索するかは悩ましい問題です。

対策としてのアイデア §

 思いついた対策のアイデアを1つ書きます。

 十時ボタンは非常に操作しやすい場所にあります。

 そこで、いっそアナログパッドと十時ボタンの操作を入れ替えてしまう……ということを考えてみました。

 押しやすい位置にあると言うだけでなく、十時ボタンを使えば、そもそも中途半端な角度に操作を入れるということがありません。

 逆に、トリム操作は上下左右が「向きを変える」という共通の機能性を持っているので、少し向きが変わってもさほど機体の姿勢は狂いません。容易に回復できます。

やってみたら…… §

 実際、ACE COMBAT XのOPTIONに、十時ボタンとアナログパッドの入れ替えという設定が独立して存在する以上、これは「想定された対策」の内なのでしょう。

 それを使ってMISSION 01、難易度NORMALを軽く飛んでみましたが、機体を思い通りに支配している……という感覚は格段に良くなりました。

 しかし、親指を十時ボタンの上に立てるような形で操作することになった結果として、今度はLボタンが操作しにくいという問題が発生しました。

 これを解決するために持ち方を矯正するか、あるいは更にカスタマイズを進めるか……。

 実際、あらかじめ用意された各種ボタン設定のバリエーションを見ていると、更なる研究の余地は大きいと感じました。

 どうやら、ACXの「ボタン・カスタマイズ道」は始まったばかりのようです。

ACE COMBAT X Skies of Deception

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